今日は、両親が知人の結婚式が恵比寿のウェスティンホテルで
行われるから、行きに車で送ってとかのたまうのでブーでバブッと
恵比寿まで。しかし外はこれでもかと言う激しい雨。まりえない。
でも15分くらい走ったら晴れてきたのでよござんす。うちから
30分くらいで恵比寿到着。

ろみおーさん、車の教習所は目黒と恵比寿の中間にあるかの有名な
日の丸自動車教習所に通っていました。なんか父ちゃんの知人が
そこのシャッチョさんらしく、サービスしてくれるっつーんで。
この教習所、ウェスティンホテルの裏なんですがな。んだから
教習コースはいつも恵比寿・広尾・白金・麻布っつーまあなんとも
おハイソなところでありました。ろみおーさん、こんなとこ来ること
あんまないので道なんか全く覚えられず、先生に怒られまくってた。
そんなわけで、ろみおーさんにとってはなつかしの道のりであったので
ありました。

両親を無事にホテルに届け、私と彼氏さん(彼氏も一緒に車に乗り
恵比寿まできました)はホテル目の前の恵比寿ガーデンプレイスへ。
どーしても見たかった映画が海老ガデの敷地内にあるなんだっけ
写真美術館(だと思った)でやってるのでした。

海老ガデのカップルだらけに少々萎えながら映画の時間まで
エクセシオールでお茶しました。そしたらさー君島トワコみたいな
感じの奥さんがいた。子どもつれて、旦那ブサイク。そして自分は
アタマクールクル、ガーリガリ、化粧バーチバチな感じの奥様。
もろお前はトワコ意識ですね。と話しかけてみたいくらいトワコ。

映画の時間になったので、写真美術館に向うのでした。見たかったのは
「戦場のファトグラファー」というドキュメンタリー映画でヤス。
30年以上、ずっと戦争・飢餓・貧困だけを撮り続けてきた写真家の
ドキュメントです。混んでるかと思いきやスーカスカ。ありゃま。

映画は、一言で言うなら、すごかった。です。
確かに彼の撮る写真の悲惨さ、訴えるものにも感動しました。
彼は全身全霊をこめ、最大限の至近距離で物事を淡々と写していきます。
淡々と、けれど彼の目には悲しみが満ち溢れている。そう感じました。
その写真の悲惨さは目を背けたくなるようなものもたくさん。でも
その被写体よりも、ワタシが考えさせられたのは人間の生きていく
「信念」や彼をそこまで駆り立てるものは何か、そして人間の弱さでした。

たくさん感じ取ったことはありますが、ひとつあげるとするならば。
「人間は信念のうえに生きている」
ということでしょうか。信念とは、「固く信じて疑わない心」ですが。
結局、人間って「信じて」いなければ生きてけないんですよね。
こうすれば、きっとああなるだろう。だから頑張ろうって思う。
それが絶対可能かどうかはわからないから信じるしかない。
世界に「絶対」なんてことはないんだなあと・・・・。
彼は、「自分が写し出すものに1人でも多くの人が関心を向け、今現在
起こりうる悲惨なこの状況を変えようと努力してくれる」とそう
信じているんですよね。信じなきゃ、彼は写真を撮り続けることが
出来ないのです。

生きていく上で「信じる」しかないということ、それは前から
わかりきったことであったでしょう。でもワタシは「信じる」ことに
目をそむけ続けてきたかもしれないなと思いました。
「信じる」ことって、やっぱり「アイマイ」って思ってしまう。
全ての物事が「絶対」じゃなきゃ、進むのが怖い。そう思う。
弱いですね、ホント・・・。
でも「絶対」じゃないから可能性があり、頑張っていく、そういう
風にも思えます。
なんだかとりとめがないですが。
本当に私はいい映画を久しぶりに見たな、と思いました。

映画のあと、海老ガデで夕飯を食して、とっとこブーで帰りました。
しかも明日提出のクソレポート、全く手につけてないという。
あーファッキンファッキン。

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